昨年来、JICAやリハ協からの依頼で、アジアの障害者リーダー研修を受け入れてきました。今年も5月29日(月)に特定非営利活動法人アジアの障害者活動を支援する会(ADDP)の研修プログラムで、ラオス唯一の知的障害者センター(IDS)から経営者(親)4名と支援者が来訪されました。
IDSは、5歳から20歳代の障害のある子どもが通所する施設で、国の補助制度のないラオスは、海外のいろいろな団体からの寄付や家族の会費で家族の有志が運営しています。研修生は障害者総合センターでの多様な活動を熱心に見学、特に「さおり織」に興味を示していました。織物が盛んなラオスでは、不揃いでは売り物にならないが、さおり織では不揃いさの風合いを価値あるものにすることができることに驚いているようでした。また、牛乳パックから再生紙やリサイクルペーパーからの「だるまつくり」など「ラオスで実践する!」とメモを取っていました。