平成29年12月19日(火曜日)タイやモンゴル、ネパール、フィジー、パキスタンから障害(盲、ろう、肢体不自由)のある5名の皆様を研修で、障害者総合センター等で受け入れました。皆様方は、障害者リーダーとして、帰国後に地域社会に貢献したいと考えている方たちで、9月から来年の6月まで日本で障害者福祉を学んでいます。この研修は、公益財団法人ダスキン愛の輪基金が行う「アジア太平洋障害者リーダー育成事業」で、リハビリテーション協会が運営しています。
今回は、「知的障害者」をテーマに作業所やグループホーム、相談支援等見学研修を行い、学び合いました。日本語は理解できる方もおられますが、見学中や質疑等は、英語と手話との相互通訳を経て行いますので、時間がかかります。その間はこちらの学びの瞬間でもあります。伝えるべきことは何なのか?この説明で良いのか?自問自答しています。海外からの研修生を受け入れるたびに、制度や文化が異なる皆様に、きちんと伝わったかを願い、務めています。